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活動報告


2008.09 広島修道大学エコチャレンジ2008「エコこんにちは」部門で優秀賞を受賞!!

 
   
  美しく恵み豊かな海域環境を取り戻していくためには、地域住民が自らの日々の暮らしを通して、周囲の環境に働きかけ、ライフスタイルを見直しつつ、美しく快適な空間を保全し、再生していくという意識が必要である。しかし、急激な沿岸域の都市化等によって、人々が海に触れ合う機会は激減し、人と海との繋がりは希薄なものになってきたと言われている。
  そこで、市民自らが広島湾の海の魅力について考え、再認識し、さらに次世代を担う若年層へとその魅力を伝えていくための一手段として、「広島湾の魅力」をテーマに意識調査や現地取材、ヒアリング等を実施し、「広島湾海の魅力発見マップ」の作成を行った。
  なお、本事業は内閣官房都市再生本部による平成19年度全国都市再生モデル調査の助成を受け(調査名;「“人と海とのつながりの再生”を目的とした『(仮)広島湾情報MAP』の作成』)、実施したものである。
 
平成19年7月 〜 平成20年4月
 
  マップの作成に当たっては、「広島湾の魅力」をテーマとし、可能な限り、市民の声をマップの中に反映することで市民の参加意識を醸成できるよう勧めることとした。
  その作成手順は下図に示すとおりである。
 
-1 マップ作成フロー
 


  広島湾沿岸域で活躍する女性の方々を対象に、既存の観光雑誌や資料、パンフレット等を見ながら、目的別の行きたい場所や人に勧めたい場所、広島の沿岸地域の印象等について、広域地形図に書き込みながら意見交換を行った。


実施時期
  平成19年12月 4日(火) 18:00〜20:00

実施場所 
  NPO法人 瀬戸内里海振興会 事務局

主な参加者 
  マスコミ関係者、色彩プロデユーサー、コピーライターなど

主な意見
市内では川を感じることはあっても海は感じない。
海は男性、川は女性の行く所というイメージが強い.。
工場地帯が立ち並ぶ向こうに、山々が連なり、海から見る姿は意外と美しいものである。
水辺にトイレがない。あっても、安全面・衛生面から女性にとって行きやすいものではない。(水辺に近づこうと呼びかけるのであれば、その辺りから改善すべき。)
 
 
 


  第2回目の座談会は、広島湾沿岸域に在住する大学生を対象に実施した。大学生は、作成するマップの対象世代でもあり、日常的な街の光景や水辺に対する印象及び今後の期待像等について意見を抽出するため、事前に水上タクシー(NPO法人 雁木組協力)により太田川から広島港沿岸に至る水辺踏査を行い、その感想を踏まえ、意見交換を行った。


実施時期 
  平成20年1月31日(木) 13:00〜15:30

実施場所 
  水辺踏査; 京橋川 〜旧太田川 〜元安川 〜 本川 〜広島ボートパーク   
  座談会  ; 京橋R-win (水辺のオープンカフェ)

主な参加者 
  広島大学、広島工業大学、安田女子大学、広島修道大学の各学生

主な意見
水辺に行く手段が欲しい。
広島の水辺は遊べるスポットが散在していて、地元に住む人間が1日滞在できるエリアが少ない。
水辺という自然の中でのくつろげる場所が欲しい。
水辺が地味というイメージが強い。若者も楽しめる場所であることをアピールする必要。
 
 
 
 
-2 学生たちによる水上踏査メモ
 
 


  最終回として、広島湾沿岸域に在住するシニア世代を対象に、第1回及び第2回の座談会の結果を踏まえ、広島湾沿岸域の文化や、過去と現在の海の違い等をテーマに意見交換を行った。


実施時期 
    平成20年2月18日(月) 16:00〜18:00

実施場所 
    NPO法人 瀬戸内里海振興会 事務局

主な参加者 
    NPO関係者、海運業関係者、マスコミ関係者など

主な意見
若い頃、宮島の海岸線や江田島の大柿辺りでは、2月の朝潮では潮がかなり引くので、サザエやなまこを取るため、地元の人が普段は通ることのできない岩場等をよく歩きまわっていた。しかし、今の若い人はそういうことを知らないのだろう。
海で何かしようと思ったら、潮の満ち干を知らないといけないし、この時期にはどこに何がいるのかを知らないとダメである。昔は生きるために取っていたので、体に染み付いている。
昔は、神にお願いをしてでも食べ物を食べていたが、今では何をしなくても贅沢に食べることができるようになり、神に祈ることをしなくなった。よって信仰心も薄れ、地域の祭り自体の意味がなくなってきていたのではないか。
 
 
 
 
 
( 表 面 )   ( 裏 面 )
 
 

作成ポイント

Feature1】 女性や若者も、ついつい手にしたくなる構成

Feature2】 歴史からひも解く“人と海とのつながり”

Feature3】 地元の声、市民からの情報提供を重視

 
 

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