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活動報告

海辺のいきもの観察会
海辺のいきもの観察会

主催: NPO法人 瀬戸内里海振興会
後援: 国土交通省中国地方整備局 広島港湾・空港整備事務所 尾道市
協力: 浦島漁業協同組合

 今回のイベントでは、国が実施した尾道市海老地区の人工干潟で、地域の子どもや保護者を対象に、打ち上げられている海藻や干潟に生息する生きものを観察してもらい、干潟の実態や機能についての意識を高めてもらうことを目的として行いました。なお、この「海辺のいきもの観察会」は「WAVE港・海辺活動振興助成」を活用し行いました。
 
実施場所   広島県尾道市浦崎町海老干潟
 
実施日  

平成16年10月24日(日) 13:00〜16:30

 
実施内容
  人工干潟に打ち上げられた海藻類での海藻押し葉の作成と、干潟に生息する生きものの観察、アンケート調査
 
参加者
  尾道市浦崎小学校の児童23人および幼児2人のほか、保護者9人、一般7人の計41人
観察会のようす    
 
干潟の生きもの観察
干潟の生きもの観察
海藻観察
 
生きもの観察
観察カード
修了書
 
 
集合写真
海藻押し葉
観察カード
アンケート
  アンケートを回収できた11人での集計結果です。

   海水浴や潮干狩りなどの遊びで海に行く回数は、年4回以上が5人と最も多く、次いで年1回程度が3人でした。
 よく行く海水浴場については、浦崎町内の利用が多いことがわかりました。
 これまで海辺で生きものや漂流物の観察を行った経験は、4人が観察を行ったことがあるという回答でした。
 これまで海辺でゴミ拾いなどの清掃活動を行った経験は、4人が清掃活動を行ったことがあるという回答でした。
 海辺の生物観察会や自然環境を守る活動への興味は、少しは興味があるが8人と最も多く、次いで非常に興味があるが2人の順でした。
 今回のようなイベントが開催されたらまた参加したいかについては、時間があれば参加したいが9人と最も多く、次いでぜひ参加したいが2人の順でした。
 

設問:よく行く海水浴場の具体的な場所・地名
 

設問:どのような海水浴場や干潟へ行きたいですか


設問:海水浴や潮干狩りなどの遊びで海へはどのくらい行きますか

設問:これまで海辺で生きものや漂流物の観察をしたことがありますか

設問:これまで海辺でゴミ拾いなどの清掃活動をしたことがありますか

 


設問:海辺の生物観察会や自然環境を守る活動に興味がありますか

設問:今回のような観察会があればまた参加したいと思いますか

設問:国土交通省中国地方整備局がこのような活動を行っていることを知っていましたか

 
活動の効果
   
 
 この活動を通じて、五感を持って体験することが、生態系をはじめとした生命の営みを理解するための重要な役割を果たすとともに、21世紀を担う子どもたちが自然の大切さを考えるきっかけになったと考えます。子どもたちが観察会で記入した調査カードのコメントや、子どもたちの感想から、本観察会が地元の海の生きものに関して、改めて興味や関心を持つきっかけになったという手ごたえが得られました。また、保護者のアンケートからも、「これまで、海へはレクリエーションなどで行くことが多いものの、生きものの観察などはあまりおこなったことがなかった。今回の観察会を通じて生きものや自然環境に興味を持つことができ、今後このような機会があったらぜひ参加したい」という意見を多く頂くことができました。
 
 

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